診療紹介

病院情報センターは、医療DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進を通じて、医療現場と先端テクノロジーの融合を図り、診療業務の効率化・質の向上・安全性の強化に貢献しています。医療従事者とITエンジニアが連携し、AI、クラウド、IoT、データ連携基盤などの技術を活用して、医療プロセスの最適化(BPM/BPR)を支援しています。
さらに、情報通信技術(ICT)を活用した医療情報インフラの整備に加え、医療データやリソース(人材・設備・財源)が、必要なタイミングで、適切な人に、最適な形で提供される持続可能な環境の構築を目指しています。
サイバーセキュリティ対策にも注力しており、ランサムウェアをはじめとする高度化する脅威に対して、医療情報の保護とシステムの安定運用を実現させています。また、災害やシステム障害などの緊急事態に備え、IT-BCP(病院情報システム事業継続計画)を策定・運用し、医療サービスの継続性を確保しています。
病院情報センターは、2009年3月に医療情報部と医事課医療情報係の統合により設立されました。医療情報学、ヘルスケアマネジメント、データサイエンス、情報セキュリティ、システムマネジメントなどを専門とする教職員、事務職員、システムエンジニアが連携し、進化し続ける医療現場と情報技術の共創を推進しています。
また、医師、歯科医師、看護師、薬剤師、その他のメディカルスタッフおよび医療事務職などで構成される専門委員会を運営し、診療科・部門間の連携を重視した病院全体の情報戦略を策定・実行しています。