診療紹介
当院は都道府県がん診療連携拠点病院として、専門的ながん医療を提供しています。これらの患者さんへ治癒を目指した治療と並行して、治療開始時から緩和医療・緩和ケアの適切な提供と円滑な地域連携を目的に、1997年に緩和ケア室を開設し、現在は緩和ケアセンター(場所:西外来棟1階)として活動しています。
全てのがん患者さんや、その家族に対して、診断時から迅速、かつ適切な緩和ケアを切れ目なく提供するため、「緩和ケアチーム」「緩和ケア外来」「がん看護専門外来」等で活動しながら、各部署、外来、患者支援センター等と連携しています。
「緩和ケアチーム」は医師、看護師、薬剤師、医療ソーシャルワーカー(MSW)、心理士などのスタッフで構成されています。患者さんの身体症状あるいは精神症状の苦痛緩和が必要な場合、依頼に応じて緩和ケアチームが支援させていただきます。
緩和医療に関する研修会、地域連携カンファレンス等を開催して、院内外の緩和ケアの質の向上にも努力しています。