診療紹介

褥瘡対策室は平成19年度に院内の褥瘡発生の予測並びに早期発見及び重症化の予防を目的とし、設置されました。

【体制】
褥瘡対策室員は形成外科医、褥瘡管理者、病院情報センター技術員、歯科医師、薬剤師、理学療法士、歯科衛生士、管理栄養士、看護師、事務の多職種から構成されています。褥瘡対策チームは褥瘡専任医師と褥瘡専任看護師から構成されており、褥瘡対策室員と褥瘡対策チームは互いに連携しています。

【運営方針】
定期的に室員が集まり、褥瘡対策運営委員会を開催しています。室員で院内の褥瘡対策についての問題点、対策についての協議、検討を行っています。褥瘡対策チームメンバーが週1回、褥瘡のある患者に対して褥瘡回診を行っています。多職種が連携しそれぞれの専門性を生かしたアセスメントやケアを提供し、褥瘡の早期発見や悪化予防に努めています。褥瘡管理者は褥瘡のリスクのある患者に対して定期的なラウンドを行い、適切なケアの提案や、体圧分散寝具の導入や管理や職種との連携などケアコーディネートを行っています。

【特徴・特色】
新人および褥瘡看護院内認定看護師コースや医療従事者向けに褥瘡ケアに対する教育を行っています。