患者さん向け

第6回徳島大学病院災害対策訓練を開催しました

徳島大学病院では、大規模災害発生時に本院へ被災者を受け入れるに当たり、災害対策本部や患者受入体制が十分機能するかどうかを確認するため、10月7日に今回で6回目となる災害対策訓練を実施しました。
「南海トラフの巨大地震により、負傷者が多数本院に搬送される」という想定のもと、永廣信治病院長を本部長とする災害対策本部が立ち上げられ、本院スタッフが担当部署毎に配置につくとともに、玄関前に設けられたトリアージセンターに、生々しい負傷のメイクアップを施した本学の学生扮する模擬患者が次々と運び込まれ、対応に追われる各現場は、たちまち本物の事故直後さながらに騒然となりました。また、徳島県立中央病院との連絡橋を利用し、本院と県立中央病院相互に患者搬送訓練を行いました。
参加した本院スタッフおよび消防署職員は緊迫した場面に真剣に向き合い、症状に応じたエリアへの患者さんの振り分け(トリアージ)や刻々と変化する現場の状況への対応、災害対策本部との通信連絡といった活動を体験することで、災害時医療の重要さについて再確認しました。

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