患者さん向け

母体血を用いた新しい出生前診断(NIPT)を検討されている妊婦さんへ

徳島大学病院では、NIPTコンソーシアムの臨床研究の一環としてこの検査を実施しています。

◎ 妊娠10週以降の妊婦さんが対象となります。
 (対象となる妊婦さんの詳細については、遺伝相談室のホームページでご確認下さい。)

◎ 妊婦さんから20mLの採血を頂きます。

◎ この検査は、赤ちゃんの染色体疾患(21トリソミー、18トリソミー、13トリソミー)の可能性を検査するものです。21トリソミー、18トリソミー、13トリソミー以外の染色体異常は検出されません。

◎ 結果は通常約2週間後にわかります。

◎ この検査は、確定診断となる検査ではありません。NIPT検査の結果が陽性であった場合でも、確定検査には羊水検査などが必要になります。また逆に、NIPT検査の結果が陰性であっても、100%これらの染色体異常がないとはいえません。

◎ 検査をご希望の際は、まず遺伝カウンセリングを受けて頂き、その後採血となります。

◎ 検査には妊婦さんとパートナーの方双方の同意が必要となります。遺伝カウンセリングには必ずパートナーの方とお二人でお越し下さい。

<検査を希望される方へ>
初回カウンセリングは完全予約制となっております。NIPT検査では、妊婦さん本人からの予約は受け付けていません。
必ず、かかりつけ医で紹介状をもらい、FAX予約で予約をお取りください。
今受診されている病院から下記要領により地域医療連携センターFAX予約室へお申込みください。

 ■FAX受付時間  平日9時~17時まで
 ■連絡先     FAX:0120-33-5979(地域医療連携センターFAX予約室)   TEL:088-633-9106
 ■FAX予約用紙  下記よりダウンロードが可能です

 徳島大学病院地域医療連携センターFAX予約室のご案内
 http://www.tokushima-hosp.jp/info/fax.html
 

NIPTの詳細は徳島大学病院遺伝相談室のページでご覧ください。

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