診療紹介
急性期病院では、DPC制度が導入されて以来、常に在院日数短縮と手術件数の増加が求められています。徳島大学病院においても、手術件数は年々増加し令和6年度は年間7,477件となり、在院日数短縮により、入院から手術までの期間は約1~2日です。その上、高齢の患者さんが増え、手術に必要な説明や術前評価をこの短期間に集中して受けるため、精神的・身体的準備が十分出来ているとは言えず、医療安全上問題なります。
このような背景の中、周術期管理センターは、徳島大学病院における周術期管理について組織横断的に業務を行い、手術を受ける患者さんに対して、快適で安全・安心な医療を効率的に提供し周術期の患者管理の質向上と患者満足度を高めることを目的に2019年度新たに設置されました。
全身麻酔で悪性腫瘍の手術を受ける患者さんへの介入から開始し、手術決定から入院までの患者さんの流れ、各職種がセンター設置に伴い行う業務内容の整理等を行い周術期管理の体制作りを進めています。
体制・運営方針
センター長を中心に,医師・歯科医師・薬剤師・看護師・管理栄養士・歯科衛生士・歯科技工士・理学療法士・社会福祉士・臨床工学技士等がチームとなり活動します。
手術が決まった外来の時点から手術に向けた心身の準備をサポートし、患者さんが主体的に手術に取り組んでいただけるよう支援していくことを大切にしていきます。手術に臨む患者さんを、周術期を通して多職種がチームとなり、それぞれの専門性を発揮し支えていきます。
業務内容
・外来での術前評価及び術前オリエンテーションの実施に関すること。
・術後疼痛管理の支援及び術後早期離床の支援に関すること。
・術中を含む周術期管理の安全性、質の向上及び効率化に関すること。
・周術期管理の知識向上のため、研修会等の企画及び実施に関すること。
・周術期管理に係る情報及びデータの集積に関すること。
・その他周術期管理に関すること。

