スタッフ紹介

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ご挨拶

徳島大学病院アンチエイジング医療センター
遠藤逸朗

高齢化社会が急速に進行する我が国では、糖尿病や脂質異常症、動脈硬化性疾患、骨粗鬆症などを予防し、適切な治療を供給することは喫緊の課題です。これらの疾患は患者さんのQOL(生活の質)を悪化させるのみならず死亡リスクを上昇させることが知られています。また、加齢に伴う内臓脂肪の蓄積は、メタボリックシンドロームを引きおこし、これは糖尿病の発症リスクを上昇させるのみならず、心血管病やがん、高齢者に特徴的な虚弱(フレイル)の原因となる認知症や骨格筋障害(サルコペニア)のリスクとなることも明らかとなってきました。
徳島大学病院アンチエイジングセンター(Anti-Aging Medical Center)では、内分泌代謝内科と協働し、最新の健診機器や診断装置を用いて糖尿病・メタボリックシンドロームの検診や脂質異常症、動脈硬化性疾患の評価、骨粗鬆症やサルコペニアの診断を行うとともに、糖尿病の合併症である腎症の重症化予防や足病変の評価・予防にも力を入れています。またすでにこれらの疾患を発症された方については、適切な治療介入を行います。皆様の生活の質向上と健康寿命増進にお役に立てばなによりです。

徳島大学病院 糖尿病専門外来・指導のご案内

1.糖尿病ケア外来(糖尿病療養指導)

患者さんがご自身で適切なセルフケアを行えるよう、専門的な指導や調整を行っています。
● 指導・説明内容
 ・ 血糖測定器や、持続血糖測定器(連続して血糖を測定できる機器)の操作方法
 ・ インスリンなどの自己注射の取り扱い方法
● 療法指導の現状
 ・ 新薬や新機器を取り入れる療養指導の件数は年々増加しています。
 ・ 入退院時には生活上の困りごとがないかを確認し、安心して過ごせるよう調整いたします。

2.糖尿病透析予防外来

糖尿病性腎症(糖尿病関連腎臓病)の進行を抑え、人工透析への移行を予防することを目的に、2012年11月に開設されました。医師・看護師・管理栄養士がチームを組み、患者さんがご家族と一緒に日常生活や食事の改善を目指しています。

● 外来の目的
 腎臓の機能状態を正しく理解し、生活の中の改善点を見出せるように支援します。腎症の病期(ステージ)を一つ前に戻す、または最低でも現状を維持することを目指します。

● 対象となる患者さん
 徳島大学病院の糖尿病外来または内分泌・代謝内科を受診中の方で、下記のいずれかの糖尿病性腎症を有する方
 1.HbA1c 6.5%以上
 2.糖尿病性腎症2期(微量アルブミン尿期)以上の方(すでに透析療法を行っている方を除く)
 3.糖尿病治療の内服薬やインスリン製剤を使用している方

● 外来日時(完全予約制)
 ・ 月曜日・水曜日・金曜日:11:30/13:00
 ・ 火曜日・木曜日    :11:30

● 場所
 外来棟3階 アンチエイジング医療センター

3.糖尿病ケア外来(フットケア外来)

徳島大学の合併症である神経障害や血流障害は、足の傷を悪化させ、潰瘍や壊疽(えそ)を起こし、足の切断に至る場合があります。これらを予防するため、専門の看護師が足の評価やケア、お手入れ方法の指導を行います。

病院では、2005年7月にフットケア外来を開設しました。
糖尿病の合併症である神経障害は傷が治りづらく、血流障害も併発すると足病変と言われる潰瘍や壊疸につながり、足の切断にまで至る場合 があります。その予防のためには、普段からの足のケアが重要です。専門の看護師が、神経障害をもつ糖尿病のある方に対し、足の評価やケアを行い、日常生活での足の観察や手入れの方法を伝え、足病変の予防や悪化しないように支援しています。

● 外来の目的
 1. 糖尿病性神経障害や糖尿病性足病変の予防
 2. 丁寧なケアや指導による足の異常の早期発見
 3. ケアを通じて糖尿病に対する知識と自己管理の維持

● こんな症状がある方におすすめです
 ・ 足がしびれる、足が冷える
 ・ まめ、靴擦れ、タコ、ウオノメがある
 ・ 足に水虫がある

● 対象となる患者さん
 徳島大学病院の糖尿病外来または内分泌・代謝内科を受診中の方で、下記のいずれかのハイリスク要因を有する方
 1. 足潰瘍、足趾(あしゆび)・下肢切断の既往がある
 2. 閉塞性動脈硬化症
 3. 糖尿病性神経障害

● 外来の内容
 ・ 足の観察、末梢神経障害のアセスメント(評価)
 ・ フットバスによる温浴
 ・ 爪切り、胼胝(タコ)などのケア
 ・ 日常生活における足の観察・手入れ方法の指導

● 場所
 外来棟3階 フットケア外来
 ※糖尿病外来を受診する際に、採血を済ませてから診察を待つ時間を利用してフットケアを受けることも可能です。

ご利用を希望される方へ

各専門外来の受診や、新薬・新機器の導入、日常生活でお困りのことがございましたら、診察時に担当医師へお気軽にお申し出ください。