診療紹介

グローバルな視点から見た日本の医療は、高い医学研究に基づいた医療を自国民に対して平等・公平な医療制度を持ち、世界最高水準の医療を提供されています。
その中で、医療の輸出・輸入(アウトバウンド・インバウンド)の面での国際的な取り組みの要請が高まっており、外国人に対する医療サービス、医療の人材・技術・システム等の提供、医療人の相互受入等、国立大学附属病院には多用な役割が求められています。
国際医療センターは、本院における国際的な活動を行う専門部門として平成29年度に新しく設置されました。

取組内容
外国人(インバウンド)患者受入のための体制整備や院内表示の英語化等の環境整備、通訳システムや必要文書の英語化等のほか、英語版ホームページを充実することによる情報発信を推進していきます。
発展途上国への人材育成の協力や、海外から優れた医療技術を持つ医療従事者の受け入れを推進し、教育・診療・研究を通じて相互の医療技術の向上を目指した取り組みを行うと共に、院内の国際化に必要な人材育成のため、医療スタッフ、事務職員等の海外研修支援制度を整えてまいります。人材・技術の発信、医療器材の発信(提供)等、これまで個人や診療科単位で行われてきた国際的活動の情報収集を行い、組織的に支援、充実させ、病院全体の取り組みとして発展させていきます。
大学院やインターナショナルオフィス等学内関連組織及び国内外との連携を図りながら、地域における大学病院として特色ある国際貢献を行っていきます。
 
運営体制
センター組織:センター長、副センター長他、医療従事者等
運営委員会:センターの管理運営、業務計画等について審議する委員会