診療紹介
超音波診断装置による画像診断を行う超音波センターは、高価な超音波診断装置を各診療科で共有し、有効に利用するという目的で設立されました。当施設のように各診療科の垣根を越えて運営されている超音波センターというのは全国でも珍しく、その先駆者としての役割を担っています。
現在当センターでは、最新鋭の超音波診断装置が導入されており、年間約2万件の各種超音波検査をおこなっています。また、当センターの特色として専従の看護師が配属されており、安心して検査を受けていただける環境を整えています。
当センターでは、超音波検査技師の教育にも力をいれています。院内検査部および関連病院の臨床検査技師の研修を行い、日本超音波学会認定超音波検査技師を育成しています。さらに、研修医、医学生の超音波診断法に関する講義や実習も数多く担当しています。
超音波診断は、得られる情報が多く非侵襲的で繰り返し施行することができ、いずれの診療科においても必要不可欠となっています。各診療科との密接な連携のもと、最先端の超音波診断技術を用いて、日々の診療に有用でかつ正確な情報が提供できるよう努力しています。