診療科等のご案内

診療科

脳・神経・精神科

脳神経外科 脳神経外科のHPはこちら

診療紹介

 対象疾患は脳・脊髄・末梢神経のすべての神経疾患で外科的治療を要するものおよび脳血管障害です。常に最先端の治療を取り入れることはもちろんですが、入院期間の短縮や早期の社会復帰に向けた支援など何より患者様それぞれがもっとも満足いただけるよう心がけて診療に取り組んでおります。また他病院での治療内容に対するセカンドオピニオンのご相談についても承っております。

 平成11年11月から急性期脳卒中を集学的に迅速に診断と治療を行う脳卒中ケアユニット(Stroke Care Unit: SCU)を国立大学としては全国に先駆けて開設し、平成18年11月には正式な脳卒中センターとして稼働開始しています。これは脳神経外科、神経内科、放射線科、集学治療部、循環器内科、リハビリテーション部門が中心となって、共同での治療を行うもので、月20-25人の脳卒中患者さんが緊急入院しています。放射線科医師や放射線技師たちの熱意により、夜中でもCT検査やMRI検査を撮影することができ、正確な診断が24時間いつでも可能となっています。
 脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血や、脳梗塞に対しても、通常の外科的治療はもちろん、最新機器を駆使しながら、切らずに治す血管内治療を提供できる環境にあります。また頸動脈狭窄症に対する頸動脈内膜剥離術も里見准教授を中心とするグループが精力的に行っており、良い治療成績をあげています。また2005年10月からは、脳梗塞を発症して早い時間であれば、血栓を溶かす薬(tPA)を点滴から流す治療ができるようになりました。
 脳腫瘍に関しても、県内外からの紹介患者さんを広く受けいれており、神経膠腫、下垂体腺腫、髄膜種、神経鞘腫、転移性脳腫瘍などの治療を行っています。また胚細胞種や悪性リンパ腫などに対する化学療法も積極的に行っております。
 顔面けいれん、三叉神経痛は数多く手術経験があり、永廣教授の個人的な手術件数は日本でもトップクラスです。高い成功率をおさめ、患者さんの福音となっています。
 脊椎脊髄疾患に対しても、最近では手術が必要な患者さんを県内から広く受け入れ、年間約40件程度手術を行っています。頸椎疾患だけでなく、腰痛や手根管症候群、脊髄腫瘍、脊髄血管障害の診療もしています。
 また当院救急部(集学治療部)にも脳神経外科医師を常時派遣し、急性期脳卒中以外にも、頭部外傷や他の脳神経疾患救急患者に24時間対応しています

日本脳神経外科学会認定施設
日本脳神経血管内治療学会認定施設
日本脳卒中学会認定施設
機能的定位脳手術認定施設

詳しくは徳島大学病院脳神経外科ホームページにリンクしてご覧ください
http://www.tokushima-nougeka.com/

診療時間

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
一診
永廣 信治 里見 淳一郎

二診
中島 公平
木内 智也

てんかん外来(午後)
三診
西 京子
溝渕 佳史

四診
牟礼 英生
大北 真哉
ITB外来

五診
兼松 康久

脳腫瘍紹介外来(午後)
六診

新患外来
新患外来
新患外来


スタッフ紹介

2016年5月撮影

  • 教授(病院長、科(部)長)  永廣 信治
  • 経  歴:

    1976年 熊本大学医学部 卒業

  • 専門分野:

    脳血管障害、脳腫瘍、頭蓋底手術、機能的脳外科
    日本脳神経外科学会専門医
    日本脳卒中学会専門医

  • 准教授(副科長) 里見 淳一郎
  • 経  歴:

    1992年 香川医科大学医学部 卒業

  • 専門分野:

    脳血管内治療、脳血管障害の外科手術
    日本脳神経外科学会専門医
    日本脳卒中学会専門医
    日本脳神経血管内治療指導医

  • 講師(卒後臨床研修センター) 西  京子
  • 経  歴:

    1991年 徳島大学医学部 卒業

  • 専門分野:

    脳血管障害の手術
    日本脳神経外科学会専門医
    日本脳卒中学会専門医

  • 地域脳神経外科診療部 特任准教授(教育主任) 兼松 康久
  • 経  歴:

    1997年 徳島大学医学部 卒業

  • 専門分野:

    脳血管障害の外科、脳血管内治療
    日本脳神経外科学会専門医
    日本脳神経血管内治療学会専門医
    日本脳卒中学会専門医

  • 講師 (総務医長) 牟礼 英生
  • 経  歴:

    1999年 徳島大学医学部 卒業

  • 専門分野:

    機能脳神経外科、脊髄・脊椎外科、末梢神経障害の外科、脳血管障害
    日本脳神経外科学会専門医
    日本定位・機能神経外科学会技術認定医
    日本脳卒中学会専門医
    日本定位・機能神経外科学会機能的定位脳手術技術認定医

  • 講師(外来医長) 溝渕 佳史
  • 経  歴:

    1999年 徳島大学医学部 卒業

  • 専門分野:

    脳腫瘍、脳血管障害の外科手術、脳血管内治療、機能的脳神経外科
    日本脳神経外科学会専門医
    日本神経内視鏡学会技術認定医

  • 助教(病棟医長) 中島 公平
  • 経  歴:

    2002年 徳島大学医学部 卒業

  • 専門分野:

    脳腫瘍、脳血管障害
    日本脳神経外科学会専門医
    日本神経内視鏡学会技術認定医
    日本脳卒中学会専門医

  • 特任助教(副病棟医長) 大北 真哉
  • 経  歴:

    2003年 徳島大学医学部 卒業

  • 専門分野:

    脳腫瘍
    機能的脳神経外科
    日本脳神経外科学会専門医

  • 講師 多田 恵曜
  • 経  歴:

    2000年 徳島大学医学部 卒業

  • 専門分野:

    てんかん
    脳血管障害
    日本脳神経外科学会専門医
    日本脳卒中学会専門医

  • 助教 木内 智也
  • 経  歴:

    2000年 順天堂大学医学部 卒業

  • 専門分野:

    脳神経外科一般、脳血管内治療、脳血管障害の外科手術
    日本脳神経外科学会専門医
    日本脳神経血管内治療学会専門医
    日本脳卒中学会専門医

  • 医員 藤原 敏孝
  • 経  歴:

    2006年 徳島大学医学部 卒業

  • 専門分野:

    脳神経外科一般
    てんかん
    日本脳神経外科学会専門医

  • 医員 山口 泉
  • 経  歴:

    2008年 徳島大学医学部 卒業

  • 専門分野:

    脳神経外科一般、脳血管障害の外科、脳血管内治療
    日本脳神経外科学会専門医
    日本脳神経血管内治療学会専門医

  • 医員 鹿草 宏
  • 経  歴:

    2009年 徳島大学医学部 卒業

  • 専門分野:

    脳神経外科一般

  • 医員 安積 麻衣
  • 経  歴:

    2010年 徳島大学医学部 卒業

  • 専門分野:

    脳神経外科一般

  • 医員 西山 徹
  • 経  歴:

    2010年 徳島大学医学部 卒業

  • 専門分野:

    脳神経外科一般

  • 医員 萩野 寛隆
  • 経  歴:

    2010年 徳島大学医学部 卒業

  • 専門分野:

    脳神経外科一般

  • 医員 榎本 紀哉
  • 経  歴:

    2014年 徳島大学医学部 卒業

  • 専門分野:

    脳神経外科一般

  • 助教、大学院生 森垣 龍馬
  • 経  歴:

    2003年 徳島大学医学部 卒業

  • 専門分野:

    機能的脳神経外科
    大脳基底核の基礎研究
    日本脳神経外科学会専門医

  • 大学院生 高麗 雅章
  • 経  歴:

    2005年 徳島大学医学部 卒業

  • 専門分野:

    脳神経外科一般
    日本脳神経外科学会専門医

  • 大学院生 三宅 一央
  • 経  歴:

    2005年 徳島大学医学部 卒業

  • 専門分野:

    脳神経外科一般
    日本脳神経外科学会専門医

  • 助教、大学院生 宮本 健志
  • 経  歴:

    2006年 徳島大学医学部 卒業

  • 専門分野:

    脳神経外科一般
    日本脳神経外科学会専門医

  • 大学院生 庄野 健児
  • 経  歴:

    2007年 徳島大学医学部 卒業

  • 専門分野:

    脳神経外科一般
    日本脳神経外科学会専門医

  • 大学院生 山口 真司
  • 経  歴:

    2008年 徳島大学医学部 卒業

  • 専門分野:

    脳神経外科一般
    日本脳神経外科学会専門医

徳島大学脳神経外科の基本方針

徳島大学脳神経外科教室の基本方針として以下の4点を掲げています。
・徳島大学脳神経外科を訪れた患者さんに世界最高レベルの医療を提供すること。
・しっかりとした臨床の実力と人間味豊かな脳神経外科医の育成。
・国際的評価に耐えうる研究業績の発信。
・アジアへの貢献
医局員一同、臨床・研究・教育に取り組んでいます。

お知らせ

2005年4月16日(土)より脳卒中に関するFax相談受け付けます。
 Fax番号:088-634-1337

外来を受診される患者さんへ

当院では特定機能病院に指定されています。
かかりつけの先生からの紹介状を御持参ください。

教室の歩み

 1.歴史
 1974年10月:徳島大学医学部脳神経外科学教室開設(松本圭蔵教授)
 1981年10月:第20回日本定位脳手術研究会開催
 1989年2月:第2回日本老年脳神経外科研究会開催
 1990年11月:第6回日本脳神経血管内手術研究会開催
 1994年10月:第53回日本脳神経外科学会総会開催
 1995年:第14回日本脳神経超音波研究会学術集会開催
 1995年:The 6th International Congress of the International Society for Brain Electromagnetic Topography(ISBET)開催
 1996年3月:松本教授退官
 1997年2月:熊本大学より永廣信治教授が就任
 1999年10月:第2回脳神経減圧術研究会開催
 2002年4月:日本脳電磁図トポグラフィー研究会開催 
 2004年4月:独立法人化 徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部、神経情報医学部門情報統合医学講座、脳神経外科学分野に名称変更
 2004年5月:第24回日本脳神経外科コングレス総会開催
 2006年11月:第22回日本脳神経血管内治療学会開催
 2009年3月:第38回日本脳卒中の外科学会開催

脳神経外科とは

脳神経外科とは 脳神経外科とは脳だけでなく脊髄・脊椎や末梢神経の疾患を外科的に治療する診療科です。
対象となる疾患は、脳卒中と呼ばれる脳出血やくも膜下出血などの出血性脳血管障害や、脳梗塞のような閉塞性脳血管障害、脳腫瘍、三叉神経痛や顔面痙攣、脊髄・脊椎疾患、てんかん、パーキンソン病など非常に多岐に及んでいます。
近年、手術手技の進歩と手術支援器具の発達から、手術は非常に安全になり、以前は手術不可能と考えられていた領域まで到達が可能になっています。

徳島大学脳神経外科の特色

脳血管障害(脳卒中)
脳血管障害とは?
 脳血管障害は血管が破裂して出血するくも膜下出血、脳出血と血管が詰まって起きる脳梗塞に分類できます。我々はこれらが起きたすぐからの治療(急性期)とある程度時間がたって再発予防を行う治療(慢性期)の両方を行っています。1999年11月からは発症早期患者様を受け入れて治療を行うストロークケアーユニットを開設して積極的な治療を行っています。
脳血管障害の救急は24時間体制で診察を行っています。

<脳血管障害の治療>
・ くも膜下出血の原因となる脳動脈瘤の外科治療は開頭によるネッククリッピング術を原則として行っていますが、高齢者の方、動脈瘤が難しい位置にある場合は血管内手術を行う場合があります
・ 脳梗塞の治療は原則として点滴や血液が固まらないような治療(抗血小板剤,抗凝固薬)を行い、脳梗塞の増悪や再発の予防を行います。
・ 慢性期には頸動脈の狭窄部を摘出する頸動脈剥離術や、頭蓋内動脈に頭蓋外の動脈を吻合するバイパス術を行って再発の予防を行うことがあります

<研究活動>
・ 動脈瘤の組織学的検討により、破裂動脈瘤と未破裂動脈瘤の構造的違いを検討しています。
・ 頸動脈狭窄部位の病理学的検討と酸化LDLの分布及び血液中濃度を検討し、狭窄部の性状と酸化LDLの関連を検討しています。
・ 急性期脳梗塞の血中酸化LDLの濃度を検討し、脳梗塞発現との関連性を検討しています。
・ 放射線科と協力し、脳梗塞発症急性期のMRI拡散強調画像、灌流強調画像の特徴とその治療効果を評価しています。

脳腫瘍
脳腫瘍とは?
 脳腫瘍には脳の組織から生じる原発性脳腫瘍と多臓器から転移する転移性脳腫瘍に分けられます。原発性脳腫瘍には、神経膠腫(グリオーマ)、髄膜腫、神経鞘腫、下垂体腺腫などがあります。これらの腫瘍に対して必要に応じて手術にて摘出術を行っています。

<もし脳腫瘍が発生した場合>
症状は腫瘍の発生する部位と大きさによって様々ですが、進行性に手足の運動障害や言葉がでにくいなどの症状や急にけいれんで発症することもあります。また、腫瘍が増大してくると頭痛・嘔吐が出現します。脳腫瘍を心配されて来院される患者さんが多いですが、その発生頻度は10万人中6-7人といわれており決して高い数字ではありません。最近では、CT/MRIの普及から、症状を呈していない「無症候性」の脳腫瘍が発見される機会が増えています。治療するかどうかは、患者さんの年齢や社会的状況を十分に考慮して決定しています。

<脳腫瘍の治療について>
脳腫瘍の部位や大きさを考慮して、原則的に手術がまず第1に選択されます。手術には、腫瘍をできるだけ摘出する「根治術」と腫瘍組織だけを調べるために行う「生検術」にわかれます。前者は、全身麻酔下で開頭して行い時間もかかります。後者は、ほとんどが局所麻酔下で行い短時間ですみます。
腫瘍の組織型と残存腫瘍に応じて、放射線治療や抗ガン剤による化学治療を行っています。

<治療の特色>
徳島大学では年間60-70例の脳腫瘍手術を行っています。
・頭蓋底脳腫瘍に対する積極的手術
頭蓋底脳腫瘍とは脳の深部に発生する腫瘍です。難聴で発症する前庭神経鞘腫や頭蓋底部髄膜腫が代表です。これらの腫瘍は、以前では到達不可能であったり、脳の機能障害が問題となっていましたが、我々の施設では、最新のモニターやナビゲーションシステムを駆使して脳の機能を極力温存した低侵襲の手術を行っています。
・成人神経膠腫(グリオーマ)に対する中性子捕捉療法(BNCT)
脳に浸潤性に発育するグリオーマに対して原子炉を利用して中性子を患部に照射する治療を世界に先立てて行っています。その治療成績は世界的に注目を集めています。
・小児神経膠腫に対する集学的治療
小児の脳腫瘍の代表である髄芽腫に対して放射線科と小児科と協力して根治手術、放射線治療および化学治療を行っています。特に、化学療法に感受性があることから、末梢血幹細胞輸血を併用した超大量化学療法を行っています。それまで治癒困難な腫瘍の一つでしたが良好な治療成績は注目を集めています。

脳神経血管内治療
脳神経血管内治療とは
 血管内治療は大腿動脈などから細いカテーテル(管)を血管病変の部位に挿入して、血管内側から治療を行うものです。脳神経領域では、脳動脈瘤、脳動静脈奇形、硬膜動静脈瘻、脳動脈閉塞、脳動脈狭窄、血管豊富な脳腫瘍などが治療の対象となる疾患です。脳動脈瘤がコイル塞栓術により治療できるようになり、この治療症例数が増加しています。
当施設では脳神経血管内治療学会の指導医を中心に、昨年は関連病院への出張治療を含めると100例を越える治療を施行しています。血管内治療で全ての疾患が治療できるわけではありませんが、適切な症例を選択すれば低侵襲(患者さんへの負担が少ない)治療が可能です。

徳島大学脳神経外科後期研修プログラム

徳島大学脳神経外科後期研修プログラム

はじめに
 脳神経外科で対応する疾患カテゴリーは多岐に渡り、脳血管障害、神経外傷、脳腫瘍、感染性疾患、先天性疾患、脊椎・脊髄疾患や機能的疾患があります。脳血管障害、神経外傷は救急医療の多くの部分を占め、救急医療から慢性期疾患まで幅広く対応します。
 様々な脳神経疾患に対応できるように徳島大学脳神経外科では徳島大学病院と関連病院で連携して後期研修を行うプログラムを構築しております。研修病院間で共通の研修医・指導医評価システムを用いて、研修到達目標を明確にし、到達度を客観的に評価しております。その結果を次の研修に反映させております。
 このプログラムにより徳島大学脳神経外科では後期研修期間内に脳神経外科疾患を全般的に経験することができ、有意義な研修を行うことができます。

後期研修プログラム
 後期研修1年目(卒後3年目)
<研修> 
 後期研修1年目は徳島大学病院で研修を受けていただきます。徳島大学病院には脳卒中センターが併設されており、国立大学病院でありながら、多くの脳血管障害急性期の患者が搬送されてきます。脳血管障害患者の救急処置と急性期治療を行います。この間、血管内治療を含む脳血管障害慢性期、脳腫瘍、機能的疾患、脊椎・脊髄疾患などの各専門分野の研修を行います。
<到達目標>
 検査では腰椎穿刺、脳血管撮影を一人でできるようになることを、手術では穿頭術(脳室ドレナージ術、慢性硬膜下血洗浄術)、開・閉頭の基本手技を獲得することを目標とします。
後期研修2-3年目(卒後4-5年目)
<研修>
 この期間は主要関連病院を1年ごとにローテーションしながら研修をつんでいきます。脳血管障害、神経外傷などの救急疾患をはじめ、小児脳神経外科や脊椎・脊髄疾患など、各施設の専門分野の研修を行います。
<到達目標>
 急性硬膜外血腫や硬膜下血腫などの外傷に対する手術、脳内血腫除去術や顕微鏡下止血操作などの顕微鏡手術の技能を獲得します。
 後期研修4年目(卒後6年目)
<研修>
 後期研修3年間の経験をもとに、徳島大学病院で脳神経外科各分野の総合研修を行い、後期研修の“仕上げ”を行います。
<到達目標>
 脳動脈瘤や円蓋部髄膜腫手術の基本手技を習得します。
 後期研修5年目(卒後7年目)
 後期研修プログラムを終了します。卒後7年目に脳神経外科専門医試験受験資格が与えられますので、この年に脳神経外科研修の知識面での集大成である専門医試験を受験します。この試験の合格率は約60%という難関ですが、当教室員の合格率は95%以上を誇っています。
 研修終了後、専門分野を選択し、大学院に進学し、脳動脈瘤、脳虚血や脳腫瘍の基礎研究を行うか、さらに、専門分野の臨床の研鑽を積みます。

 

閲覧

一般社団法人National Clinical Database(NCD)の手術・治療情報データベース事業への参加について

当科は、一般社団法人National Clinical Database(NCD)が実施するデータベース事業に参加しています。
この事業は、日本全国の手術・治療情報を登録し、集計・分析することで医療の質の向上に役立て、患者さんに最善の医療を提供することを目指すプロジェクトです。
この法人における事業を通じて、患者さんにより適切な医療を提供するための医師の適正配置が検討できるだけでなく、当科が患者さんに最善の医療を提供するための参考となる情報を得ることができます。何卒趣旨をご理解の上、ご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

1.NCDに登録する情報の内容
2015年1月1日以降、当科で行われた手術と治療に関する情報、手術や治療の効果やリスクを検証するための情報(年齢や身長、体重など)を登録します。NCDに患者さんのお名前を登録することはなく、氏名とは関係のないIDを用いて登録します。IDと患者さんを結びつける対応表は当科で厳重に管理し、NCDには提供しません。
2.登録する情報の管理・結果の公表
登録する情報は、それ自体で患者さん個⼈を容易に特定することはできないものですが、患者さんに関わる重要な情報ですので厳重に管理いたします。
当科及びNCDでは登録する情報の管理にあたって、情報の取り扱いや安全管理に関する法令や取り決め(「個人情報保護法」、「疫学研究の倫理指針」、「臨床研究の倫理指針」、「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」等)を遵守しています。
データの公表にあたっては、NCDが承認した情報のみが集計データとして公表されます。登録するデータがどなたのものであるか特定されることはありません。
3.登録の拒否や登録情報の確認
データを登録されたくない場合は、登録を拒否して頂くことができます。当科のスタッフにお伝えください。
また、登録されたご自身のデータの閲覧や削除を希望される場合も、当科のスタッフにお知らせください。なお、登録を拒否されたり、閲覧・修正を希望されたりすることで、日常の診療等において患者さんが不利益を被ることは一切ございません。
4.NCD担当者の訪問による登録データ確認への協力
当科からNCDへ登録した情報が正しいかどうかを確認するため、NCDの担当者が患者さんのカルテや診療記録を閲覧することがあります。
当科がこの調査に協力する際は、NCDの担当者と守秘義務に関する取り決めを結び、患者さんとIDの対応表や氏名など患者さんを特定する情報を院外へ持ち出したり、口外したりすることは禁じます。
本事業への参加に関してご質問がある場合は、当科のスタッフにお伝えください。また、より詳細な情報は下記に掲載されていますので、そちらもご覧ください。
一般社団法人National Clinical Database(NCD)ホームページ